催事出店時は思いもよらないトラブルが発生することも多くあります。
トラブルの中には出店店舗や施設の方にクレームが入ることもあります。
そこで、よくある出店時トラブルを紹介します。
スタッフの服装に統一感がなくお店とトラブル
スタッフの服装が、イベント出店者とわかりづらかったことで、お客様に認識して頂けず、お店側がクレームを受けるということもあります。
イベント出店者だと認識できないと問題が発生してしまうので事前の対策が必要です。
対処法
イベント出店者だと一目でわかるように服装を統一するのが一番ですが、イベント内容的に服装を統一できない場合はスタッフ証をつけるなどして、お店側が困らないようにしましょう。
掲示物がわかりづらくてお店とトラブル
掲示物の社名表記がわかりづらかったことで、お店側が何の掲示物が分からない事で問題になることがあります。ブース内の掲示物は近くにイベントスタッフがいるので対応できますが、ブース外の場合は特に注意が必要です。
対処法
掲示物は誰もが分かりやすい表記で記載する。また、ブース外にも掲示物や看板を設置する際はお店側に確認しましょう。
お客様への説明不足でクレームトラブル
契約時の説明不足でお客さまから店舗にクレームが入ってしまったケースです。
催事イベントの内容によってはお客様への説明を行ったり、中にはその場で契約をすることも少なくないです。契約時には特に注意が必要です。
対処法
誤解がないように説明確認のチェックリストやお客様が帰宅後に確認できるように分かりやすい資料を渡すのもトラブルを減らすことができます。
しつこい勧誘でクレームトラブル
しつこい勧誘をしてお客様からのクレームが入ってしまったケースです。
催事イベントに参加してもらうには、ちらし配りなどの勧誘も必要ですが、しつこい勧誘やお客様の邪魔になるような勧誘はクレームやトラブルに発展することが多くあります。
対処法
勧誘の方法についてはルールを作成し、スタッフ全員が理解した上でイベントを行いましょう。ちらしや販促物を配布する場合は店舗に事前確認しておくと、その後のトラブルを減らすことができます。
食品アレルギーへの配慮が足りず大問題
食べ物を扱うイベントで食品アレルギーの表記がなく、イベントスタッフも理解していなかったことで、参加者のお子様がアレルギーの食品を食べてしまったというケースです。このケースは大きな問題に発展する可能性も高く、絶対に起こしてはいけないトラブルです。
対処法
食品アレルギーの表記については、分かりやすく正確に記載されていることを責任者が確認しましょう。その上でイベントスタッフにも説明を行い、理解させることが必要です。
催事イベント開催時にトラブル0を目指して、事前確認を怠らないようにしましょう
今回、紹介したトラブルは最悪の場合、その店舗での催事NGやそれ以上の大問題に発展することもあります。
トラブルを未然に防ぐために、対策をしっかりと講じることが必要です。
必要であれば、スタッフのトレーニング、セキュリティ対策、適切な設備の確保などを行い安心・安全・健全に催事を実施しましょう