キッチンカーの出店場所おすすめの5選

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キッチンカーの魅力は、美味しい料理を提供しながら様々な場所で活動できることですが、出店場所の選定はビジネスの成功に直結します。ここではおすすめの7つの場所を紹介。イベントからオフィス街まで幅広いスポットでの出店には新たな顧客層の獲得やブランドの知名度向上が期待できます。

イベント会場

イベント会場はキッチンカーの理想的な出店スポットです。フェスティバルやマーケットでの出店は、多様な来場者層にアピールし、新たなファンを獲得できる絶好のチャンスです。
出店料は1日3,000~10,000円程度が相場で、数十万円から数百万円の売上を目指せます。ただし、出店料は主催者や集客人数によって変動し、メリット・デメリットも存在します。

メリット

・売上が大きく伸びる可能性が高い
・新たな顧客層を開拓する絶好の機会
他のオーナーとの繋がりが生まれやすい

デメリット

・基本、週末主体の開催で平日の稼働が難しい
売れ残りの廃棄リスクが高い
・イベントは通常長時間営業が求められのでハード
・出店選考で落ちると出店できない


オフィス街

オフィス街はキッチンカーにとって戦略的な出店場所。ランチ時のオフィスワーカーの需要が高いので、手軽なテイクアウトメニューが重宝される。ビジネス街の中心に出店することで、忙しい働く人々に美味しい食事を提供し、新たな常連客を獲得できる絶好の場所です。
出店場所は仲介サービスが中心で歩合制が多いです。また、ランチ需要が高く、お客さんが来る時間帯も12~13時に集中するので、限られた時間でどれだけ多くの人に販売できるかが利益を上げるポイントです。

メリット

・ランチ需要を取り込む絶好の場所
・アクセスが良い場所が多い
・覚えてもらえたらリピート客も獲得できる

デメリット

・人気の場所は、参入が困難


スーパーやショッピングモール

商業施設出店はキッチンカー事業において欠かせない要素です。毎日一定数の来客が見込め、長時間の営業が可能なため、キッチンカーの魅力を最大限に発揮できる場所と言えます。商業施設はクレープやたこ焼きなどの人気メニューが好まれる傾向があり、地域やターゲット層に合わせたメニュー提供が重要です。平日の出店確保先として特に重要であり、出店料は平日が1日3,000~5,000円、土日祝は5,000円~10,000円程度が相場です。店舗によっては歩合制の場合もあります。

メリット

・日常的に多くの人が訪れる場所なので、多くの人にアプローチできる
・平日も一定の売上が見込める

デメリット

・大型店舗は出店料が高い傾向
・イベントのような爆発的な集客は難しい


住宅展示場などのフェア

住宅展示場やフェアへの「買取出店」は、新たなビジネスモデルであり、通常の営業とは異なります。イベント会社が商品を買い取り、イベントで来場者に無料で提供する形態です。この方式では、営業時に商品を作り、料金を頂戴するのではなく、イベント会社が依頼する分だけ提供するため、売上が確実に把握できます。出店料や電気代などの負担がなく、企業からの指定メニュー提供が主流です。歩合制の出店料を支払う場合もあり、仲介サービスを通じて行われることが一般的です。

メリット

・赤字や売れ残りがないので売上が確定する
・依頼での出店なので、出店料不要

デメリット

・依頼がこなければ出店できない
・集客のための無料配布になるので需要の高いメニューが決まっている


道の駅・サービスエリア

キッチンカーの出店場所としての道の駅・サービスエリアの特徴は、曜日・時間を問わずコンスタントに集客ができることです。土日祝日はもちろん、平日でも一定の来客があり、朝から夕方まで時間帯によらず人が訪れる場所です。
一般的には道の駅・サービスエリアには既に固定店舗の飲食店が存在しているため、メニューには指定や禁止があるかもしれません。出店可能なメニューを選ぶことが重要で、軽食系やスイーツ系が一日通して販売が期待できるとされています。
道の駅・サービスエリアへの出店は、通常は仲介サービスで紹介されることはほとんどありません。直接道の駅・サービスエリアに電話して、出店に必要な手続きや条件を確認することが重要です。

メリット

・曜日・時間を問わずコンスタントに集客ができる

デメリット

・飲食店が存在しているので禁止メニューがある場合がある
・出店の難易度が高い